造船から模型作りへ。実物を知る男が作る木製模型の魅力

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ウッディジョー

木製帆船・建築模型キットの企画、製造、販売

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もともと「本物の船」の設計に携わっていた経験を生かして、木製模型を作るのが増田好彦だ。

 

 

「工業高校を卒業して、清水市内にある金指造船所の船装設計として5年ほど船の配管の設計をしていました。 配管は船全体の形状を見ながら考えるので、その経験は模型づくりにも生きていますね。」

 

増田も、開発部長の荒田と同様、イマイで模型の設計経験をもつ。

得意としているのはやはり「船」の開発だ。

 

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そんな増田が今開発しているのは、1/150スケールの彦根城。

 

 

「いま最終の試作を作っているところです。形としてはほぼこれでいいのですが、これから最終的にお客さんが作る順番を考えていきます。 できるだけ作りやすいパーツ配置になるよう、工夫していくんです。」

 

増田は器用に3Dモデルを駆使し、細部まで作り込んでいく。

 

 

「3Dモデルなら中まで検証することができます。船などの設計は3Dモデルじゃないと大変ですね。」

 

◇◇◆◇

フルカラーで大きな絵で丁寧に説明されるウッディジョーの説明書は、ファンの間で好評だ。

 

 

「ここで一部一部印刷して製本までしています。簡単すぎてもダメ、とはいえわかりにくいと作ってもらえない。その中では取扱説明書が持つ役割は大きい。」

 

彦根城はだいたい40〜50時間で組み立てられるそう。

その時間のお客様の姿を想像しながら、商品は最終形へと仕上げられていく。

 

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最後に、ウッディジョーに入社した理由を聞いてみた。

 

 

「好きな仕事をじっくりできるところで最後の仕事をやりたいなと思って。この会社は面白いことに定年がありませんので(笑)」

 

 

木製模型の設計を心から楽しむ増田。

ぜひ彼の商品を手にとって、共に「創る喜び」を味わってみてほしい。

(おわります)

取材・文・写真:小縣拓馬

 

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1/150 彦根城
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