<第3回>新デフォルメドールボディ「PICCODO」誕生

<第3回>新デフォルメドールボディ「PICCODO」誕生

<第3回>新デフォルメドールボディ「PICCODO」誕生

ドラゴンホース

ペーパークラフト・ドール 等の製造、販売

青雲の志を持って日本で起業したドラゴンホース社の社長、程 凌皓(テイ・リョウコウ)さん。

ペーパークラフトを軸としながら、新たな新規事業としてスタートした「ドール」事業についてうかがいます。

 

◆目次◆

<第1回>「ドラゴンホース」の誕生、そして挫折からの飛躍

<第2回>切り開けペーパークラフトの未来!「PEPATAMA」シリーズの真価

<第3回>新デフォルメドールボディ「PICCODO」誕生

<第4回>「紙の力を魅せてやろう」。ドラゴンホースが目指す理想形

 

◆◇

程:

弊社は2017年8月に、事業の方針転換をしましたのは先述(第1回リンク)の通りですが、キャラクター事業に関しては新たにPICCODO(ピコドー)というブランドを立ち上げました。

 

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キャラクター雑貨の差別化が難しく、商品サイクルが短い、という課題があったとおうかがいしました。そこからどのような転換がなされたのでしょうか?

 

程:

「PICCODO」は雑貨ではなく、PVCのデフォルメドール素体をメインに展開しています。同一フォーマットで多様なキャラクター展開できる分、長くシリーズ展開できると考えました。こちらが最初に作った素体になります。

 

▲PICCODO BODY9 デフォルメドールボディ PIC-D001W ホワイティ

 

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独特のデフォルメ感がかわいいですね。ドール素体と言うと、オビツ製作所さんをはじめ、様々なメーカーから販売されていますが、なにか特徴があるのでしょうか?

 

程:

体型や体のラインは、他社製品よりも少しぽっちゃりとした感じにしています。これは提携している香港のデザイナーさんに頼んでデザインしていただきました。

 

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なるほど、たしかに柔らかい印象ががします。

 

程:

他社のドールの多くは工業製品的なすっきりしたラインで、手足もスリムです。弊社のPICCODOは愛嬌のあるデフォルメ感にこだわっていて、その点は特に女性ユーザーに好評いただいています。また、表面もより皮膚に近い質感を求めて、つや消し加工をしています。

 

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ドールの肝である可動域に関してはいかがですか?

 

程:

膝が二重関節になっていますので正座もできます。また、関節に関しては、比較的固めに調節していますので、キャラクターの手に何かを持たせてもへたれない保持力を実現しています

 

 

程:

細かいですが、ボールジョイント型関節の、ボールの部分には硬い素材、受けの部分には柔らかい素材を使うことで、ジョイントの保持力を実現しています。

 

◇◆

>:

この「PICCODO」シリーズの今後の展開についてお聞かせください。

 

程:

このシリーズに関しては、共通部品として使う「素体」と、「キャラクター」シリーズを同時展開する予定です。

 

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「キャラクター」とはどのような展開のイメージでしょうか?

 

程:

まずは「自社オリジナルキャラクター」を展開します。服のデザインなど、日本のデザイナーさんと一緒に現在開発中で作す。もちろんキャラクターストーリーも訴求する予定です。

 

▲現在開発中のキャラクタードールの試作品。

 

程:

一方で、他社ライセンスキャラクターも展開する予定です。さらに将来的には、弊社の「ペーパークラフト」と連携もしていきたいと考えています。

 

例えばキャラクターに簡単なペーパークラフトのジオラマを付けて、世界観を楽しんでいただくこともできるでしょう。

 

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これだけのシリーズをゼロから立ち上げるのは、なかなか課題も多いのではないでしょうか。

 

程:

原型師さんやイラストレーターさん、衣装のデザイナーさんといった人材の確保が1つの課題です。あとは、中国の製造工場確保や日本の物流拠点の確保も課題になるでしょう。日本は私1人でやっているので課題ばっかりですね(笑)

 

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しかし、それだけ苦労した先には大きな可能性が広がっていそうですね。

 

 

程:

はい。成形品の生産ノウハウも無い中で苦労して作った「PICCODO」ですが、この商品を機に、ドラゴンホースの可能性が一気に広がることを期待しています。

 

◇◇◇

新たに誕生した新素体「PICCODO」。歴史あるドール市場の中で、彼らがどのような広がりを見せるか。今後の展開が楽しみです。

次回はドラゴンホース創業秘話、そして今後の展望についてお伺いします。

To be continued <第4回>「紙の力を魅せてやろう」。ドラゴンホースが目指す理想形

 

取材・文:ぬのまる

取材・写真:小縣拓馬

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