<第3回>「正解がない」プラモデルがもつ魅力

<第3回>「正解がない」プラモデルがもつ魅力

<第3回>「正解がない」プラモデルがもつ魅力

青島文化教材社

プラスチックモデルキット、トイホビーの企画・製造・販売

◆目次◆

<第1回>「模型の世界首都・静岡」からプラモデルが届くまで

<第2回>「ザ・スナップキット」プラモデル離れへの挑戦状

<第3回>「正解がない」プラモデルがもつ魅力

 

 

◆◇◇◇

アオシマに入社して22年目になる海野(うんの)。

入社のきっかけは至って自然なものだった。

 

 

「高校・大学の頃に車が好きで、よく部品をバラしたりしていました。で、就職する際も地元の静岡で、車関係の所に就職したいと色々探していたところ、アオシマが募集をしていたので応募したのがきっかけです。ノーマル車だけでなく、改造車を商品化しているあたりに魅力を感じていました。」

 

長年のキャリアでは企画開発のみならず、営業やお客様対応の仕事も経験してきた。

 

「企画ばかりやっていると見えない部分があります。色々経験させてもらったおかげで、販売店さんや問屋さんの意見も意識して商品開発に生かせるようになりました。」

 

海野の開発する商品は車のプラモデルが中心だが、時には自分の知らないジャンルでも流行していると聞けばすぐに企画提案する。

 

ベテランといえど、新規企画の度に一から勉強し直す日々だ。

 

◇◆◇◇

海野のプラモデル開発におけるこだわりポイントを聞いてみた。

 

 

「ケースバイケースですが、『作りやすい』商品にすることを心がけています。プラモデルは再現性の精度に凝れば凝るほど部品点数は多くなり、接着面も小さくなるので作りづらくなります。再現性と作りやすさをバランスさせること。これが日々頭を悩ませている部分です。」

 

意識の中には、常にユーザー視点がある。

 

「例えば、家電量販店にプラモデル購入目的ではなく来たお父さん。暇でうろうろしていてたまたま売っているプラモデルを買ってみたというパターンが想定できます。その際に買った商品があまりにも作るのが難しいと、せっかく買ってくれたのに『作れないじゃん』だと次に繋がらないですよね。」

 

プラモデルに普段から親しんでいるファンから初心者まで、いかに「次に繋がる商品」作るか。プラモデル開発者なら皆が直面する、最大の葛藤だろう。

 

◇◇◆◇

あらためて、プラモデルの一番の楽しさはどこにあるのだろう。

 

 

「プラモデルの一番のメリットは『完成されていない』というところ。『組まないといけない』のはデメリットとも言えますが、『自分の好きなように作れる』というメリットでもある。例えば、赤と白しかないけれど自分はピンクにしたい、というときにプラモデルなら作ろうと思えば作れる。」

 

なんでも簡単に手に入る時代。だからこそ、未完成のものの魅力が際立つ。

 

「僕が子供の頃はプラモデルなんか簡単には組立てられないのが当たり前。それを親に聞いたりして、なんとか作れた瞬間に嬉しい、というのが最大の魅力でした。苦労してでもやってみる、というのは今の時代こそ貴重な体験なのかもしれません。」

 

◇◇◇◆

最後に、プラモデルに対する想いを色紙に、とお願いした。

 

 

「これは無茶ぶりでしょ、、(笑)」

そう戸惑いながらも、書き上げてくれた。

 

 

「作り手であるメーカー側も、組立てて遊ぶ使い手側も、正解がない。それがプラモデルの最大の魅力。格好良く言うとそんな感じです(笑)」

 

照れながらもそう語る海野だが、その想いは、きっとアオシマ社員共通のものだろう。

 

青島文化教材社の企業理念にはこうある。

『アオシマは常に「新しいコト」に挑み お客様と会社スタッフの「感動」と「満足」を呼び起こすことの出来る No.1エンターテインメントメーカーを目指します。』

 

正解がないコトに挑戦するからこそ、その先に「感動」と「満足」が待っている。

(おわります)

 

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