<第1回>インド発のアクセサリーブランド、「Tribaluxe」誕生秘話

<第1回>インド発のアクセサリーブランド、「Tribaluxe」誕生秘話

<第1回>インド発のアクセサリーブランド、「Tribaluxe」誕生秘話

MAYGLOBE by Tribaluxe

インド製アクセサリーの企画・生産・販売

インド製のアクセサリーブランド「MAYGLOBE by Tribaluxe(トリバラクス)」を、2013年に立ち上げた株式会社スプリング。

同社のインドとの出会いは、実はブランド立ち上げから遡ること8年前に及びます。そこから数多くの困難を乗り越え、商品発売に至りました。

 

今回のエピソードは、同社 代表取締役の立花佳代さんに、<全2回>にわたって、創業秘話からインドとの出会い、ブランドに込められた想いについて語っていただきます。

 

◆目次◆

<第1回>インド発のアクセサリーブランド、「Tribaluxe」誕生秘話

<第2回>インドのために、アクセサリーにできること。

 

◆◇◇◇

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まず、御社の創業のきっかけをお聞かせください。

 

 

立花:

「最初は1996年に、神戸三宮の高架下で、小さなお店を始めたのがきっかけです。アジア諸国やイギリスから直接現地で仕入れてきた雑貨やアクセサリーを売っていました。」

 

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もともと小売業などのご経験があったのですか?

 

立花:

「いえ。私は大学卒業後から、どこかに勤めていた経験はありません。ただし、親は商売人だったので、幼い頃からずっと横で商売というものを見て学んでいたのかもしれませんね。」

 

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小売業から始まり、いまではメーカー業を中心に展開されています。

 

立花:

「仕入れた商品がヒットしたとしても、小さな店だけでは売る数に限界がありますよね。この数を増やせないかなと思い、オリジナル商品を知人の店などへ卸を始めたのがメーカーになったきっかけです。そこから徐々に大きくなり、今の形に至りました。」

 

◇◆◇◇

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いまでは様々なオリジナルブランドを展開されている御社ですが、「MAYGLOBE by Tribaluxe」はインドで生産されているのが印象的です。インドとの出会いをお聞かせください。

 

 

立花:

「創業時は日本や韓国などのアジアの商品を中心にファッション雑貨を扱っていたのですが、数年経った頃に、業界内で取り扱いの少ないインド製の資材を使ったアクセサリーを作りたいと思ったんです。」

 

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そこからオリジナルブランドを立ち上げた経緯はなんだったのでしょうか?

 

立花:

「インドのガラスビーズを使ったトレンドのアクセサリーは市場で見たことがない。他社と差別化できるかもしれない。よし、やろう!という単純な発想でした(笑)。

 

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あくまで他社との差別化、という観点でスタートされたのですね。

 

 

立花:

「そうですね。この商品も一個ずつ、手で丁寧に刺繍しています。ガラスビーズも、インドの職人たちが普段は作らない小さなサイズのものを、特別に作ってもらい使用しています。これだけのクオリティを実現できているブランドはなかなか他にはありません。

 

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なるほど。

 

 

立花:

「しかも、インド製だからといって、インドの民族的なデザインだけではなく、日本のトレンドもおさえたデザインに仕上げています。なので、日本人の女性が純粋に可愛いと感じるものを、高品質で、手にとっていただきやすい価格で提供できているんです。」

 

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お客様の反応はいかがでしょうか?

 

立花:

「おかげさまで、この個性的なデザインのファンになってくださるお客様がたくさんいますね。」

 

◇◇◆◇

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ツテもない中、「インドでオリジナル商品を作る!」と決められてから、どのように行動されたのでしょうか。

 

 

立花:

まずはWebサイトで検索して、ヒットしたいくつかの会社にメールを送りました。そうしたらとある会社からレスがあって、とても丁寧な対応でした。そこで一人すぐに現地に行くことにしました。」

 

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すごい行動力ですね。

 

立花:

「よくそう言っていただきますが、実は私は何とも思っていなくて。これから一緒に商品を作っていく人の顔を、お互い知らないわけにはいかないですよね。」

 

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実際に現地に行かれてみて、どうだったのでしょうか。

 

 

立花:

「幸運にも、現地で迎えてくれたインド人サプライヤーがとても信頼できる方でした。4泊の弾丸出張でしたが、デリーから車で2時間ほど走った北部の村を、いくつも紹介していただいたんです。」

 

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村ごとに、役割が分かれているのですか?

 

立花:

「そうなんです。刺繍が得意な村、ガラスビーズが得意な村、といったように村には代々受け継がれている伝統手工芸があります。そんな個性豊かな村が各所に点在しているんです。」

 

◇◇◇◆

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とはいえ、苦労も多かったのではないかと思います。

 

 

立花:

「インドでとにかく問題になるのが『品質管理』です。熟練の職人さんたちが頑張ってくれているのですが、何度トライアンドエラーしても『日本のスタンダード』品質の商品があがってこない。あまりの難しさで、実は一度あきらめてしまったんです。

 

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たしかに、「MAYGLOBE by Tribaluxe」を立ち上げられたのが2013年なので、初めてインドを訪問された時からかなり期間が空いていますね。

 

立花:

「そうですね。一度挫折してしまいましたが、時代的にアクセサリーメーカーもどんどんと増え、差別化した商品を持たないと生き残っていけない状況は加速するばかりでした。そこで、もう一回、意を決してインドのサプライヤーに連絡してみたんです。」

 

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インドに賭けてみよう、と。

 

立花:

「インドというか、そのサプライヤーの人間性に賭けてみようと思いました。ちょうど彼らもリーマンショックで多くの仕事が無くなっていたタイミングで、我々と一緒に商売したいと思ってくれていたんです。」

 

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とはいえ一度挫折した道のり。そう簡単にはいかなさそうです。

 

 

立花:

「はい。再起からブランド立ち上げまで、また3~4年にもおよぶドラマが始まります・・・。まさかその当時は、私がここまでインドの人々に対する思い入れができるなんて、思ってもみませんでしたね(笑)」

(つづきます)

 

◇◇◇◇

今回は、創業からインドとの出会いまでのエピソードでした。

立花さんはあくまで商売人として、インドという国と向き合い始めます。そして、ここから、インドとの本当のストーリーが始まるのでした・・・。

 

To be continued <第2回>インドのために、アクセサリーにできること。

取材・文・写真:小縣拓馬

写真協力:スプリング

 

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