<第3回>愛くるしいパンダくん、登場しました。

<第3回>愛くるしいパンダくん、登場しました。

<第3回>愛くるしいパンダくん、登場しました。

フェリシモ ハッピートイズプロジェクト

手づくりぬいぐるみイベント

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今年のハッピートイズプロジェクト、キャラクターは「パンダ」ですね。

 

 

松井:

「そうですね。上野動物園のパンダが誕生したりと、パンダブームがありましたので、パンダを採用しました。22年の歴史のなかでパンダは初めてなんですよ。」

 

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そうなんですね。それは意外です。

 

神田:

「例年、干支と合わせていたりもするのですが、辰(タツ)や巳(ミ)はぬいぐるみとしては、かわいくデザインしにくいので(笑)」

 

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毎年春に新しくキャラクターが発表されるんですね。

 

松井:

「はい。今年は、『愛くるしい パンダくん』がキャラクターとして加わりました。春のカタログで新しいキャラクターを発表するのですが、それを毎年楽しみにしてくださっているお客さまもたくさんおられます。」

 

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あ、名前に「枕詞<第1回リンク>」が使われていますね(笑)

 

神田:

「去年は『明るいワンちゃん』。実は、キャラクターのテーマを考えるのにも苦労してるんですよね?(笑)」

 

松井:

「そうですね。その時々の世界情勢なんかも考えながら、世の中に必要とされていることをさりげなくテーマに込めているんです。試行錯誤しながら、みなさまがポジティブになれるようなテーマをひねり出していますね。」

 

◇◆◇◇

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名前以外にも、こだわりポイントをお聞かせください。

 

 

松井:

「そうですね、初心者の方にも気軽にご参加いただけるように、作り方説明書はとてもていねいに作っています。」

 

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たしかに。ビジュアル的にもわかりやすいです。

 

松井:

「パッチワークのパーツ数も昨年よりは減らしていて、比較的簡単に作れるような仕様にしました。」

 

湯本:

「初心者の方はもちろんですが、手づくりに慣れたお客さまにとっても、できるだけストレスなく作れることも重要なんです。中には一人で20体も作ってくださるお客さまもいらっしゃるんですよ。」

 

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それはすごいですね!

 

 

松井:

「今年、ハッピートイズプロジェクトとしては初めて、日本ホビーショーに出展したのですが、『今年は15体作ります!』という方もいれば、たくさんのぬいぐるみが飾られたタワーをご覧になって、『少し手づくりから離れていたけど、また作りたくなっちゃった』と言ってくださる方もいらっしゃいました。」

 

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それだけ、いろんな方々に愛されているプロジェクトなんですね。

 

松井:

「はい。そういったさまざまなお客さまとの交流ができて嬉しかったですね。できるだけ多くの方に、楽しんでいただける商品にしていきたいなと思っています。

 

◇◇◆◇

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さらに今年、ハッピートイズのニューバージョンを発表予定とのことですが。

 

神田:

「そうなんです。今までのデザインの商品は『クラシック・シリーズ』として継続していきますが、今年の秋から『Newシリーズ』が加わる予定です。

 

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「Newシリーズ」はどんなコンセプトなのですか?

 

神田:

「これまで地道に続けてきましたが、昨年から私たち『クチュリエ』グループの中で、ハッピートイズの持つ価値をとらえ直しました。このプロジェクトが、もっと若い方やこどもたちに『手づくりは楽しい』と思っていただける、入口のような役割が果たせるんじゃないかと考えているのです。

 

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これまでの役割から、さらに役割を増やすようなイメージですね。背景には、若い方々の「手づくり離れ」といったこともあるのでしょうか。

 

神田:

「そうですね。最近はなんでも簡単に安く手に入るし、みなさん忙しいから、手づくりに費やせる時間がどんどん減っています。」

 

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では、「Newシリーズ」は作るのが簡単なシリーズ、といったイメージでしょうか?

 

神田:

「そうですね。若い方でも小学生でも、これまでより一層気軽にご参加いただけるようなシリーズになっています。」

 

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これまでの「世界のこどもたちを笑顔に」というコンセプトは変わらないのでしょうか?

 

 

湯本:

「はい。その思いはかわりません。ただ、ハッピートイズは、もともとは私たちの本拠地である神戸の街へのプレゼントとして、『身近な誰かを笑顔にしたい』という思いで始まったものです。」

 

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そうおっしゃっていましたね<第2回リンク>。

 

湯本:

「その原点に立ち返って、ご自分のお友だちやお子さまなど、身近な誰かをハッピーにするために気軽にプレゼントできるような、そんなメッセージも改めて強めていこうとしています。」

 

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ありがとうございます。この秋の発表を楽しみにしています!

 

◇◇◇◆

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22年の継続を経て、ハッピートイズがさらなる進化を遂げようとしています。

 

神田:

「22年間、毎年続けてこられたことは、本当に弊社の財産です。今は松井のような若手が担当していますが、歴代の担当者のそれぞれの思いが受け継がれています。」

 

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かかる労力を考えると、「ビジネス」として考えていては続けられないですよね。

 

神田:

「はい。それだけ会社が応援してくれていることも嬉しいですし、毎年楽しんでくださるお客さまがいらっしゃるからこそ続けてこられました。これはなかなか真似できることじゃありません。その歴史がもつ価値を大事にしていきたいですね。」

 

湯本:

「日本ホビーショーでワークショップを一緒に開催してくださった、女優でタレントの奥山佳恵さんは、10年近くこのプロジェクトに携わってくださっています。奥山さんは『誰かがしあわせになることをイメージしながら作っている自分がしあわせな気分になる』といつもおっしゃってくださいます。」

 

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ハッピートイズがもつ根本の価値ですね。

 

 

松井:

「はい。今後も『手づくりは自分も人もハッピーにできる!』という価値を、きちんと伝えられるようにしていきたいですね。

 

◇◇◇◇

今回は、「愛くるしい パンダくん」の開発舞台裏、そしてハッピートイズリニューアルに向けたエピソードでした。「ニューシリーズ」のエピソードは、秋の商品発表に合わせて公開予定ですので、そちらもお楽しみに!

 

To be continued <第4回>手づくりが好きな人に、悪い人はいない!

 

取材・文・写真:小縣拓馬

 

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ハッピートイズプロジェクト(公式)
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