<第2回>「フレームアームズ・ガール」から解く、ヒットの秘訣

<第2回>「フレームアームズ・ガール」から解く、ヒットの秘訣

<第2回>「フレームアームズ・ガール」から解く、ヒットの秘訣

フレームアームズ・ガール

美少女プラモデルシリーズ

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「フレームアームズ・ガール」は、昨年アニメ化もされました。その反響はいかがでしたか?

 

 

野内:

アニメ制作元の尽力もあり、クオリティの高いアニメとして評判は良かったですね。弊社としてもキャラクター監修はすべて商品データと照らし合わせて、細かくクオリティコントロールをしました。アニメのブルーレイ売上も、同シーズン内ではトップクラスを記録することができました。

 

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続編も決定しているとお伺いしました。

 

野内:

はい。「アニメが終わると、人気が落ちる」というケースがよく見られるのですが、「フレームアームズ・ガール」の場合はおかげさまでアニメ後も人気が衰えることなく、商品も売れ続けています。

 

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それは驚きですね。

 

野内:

やはり、特有のカスタマイズ遊びがウケているのだと思います。プラモデル発のキャラクターなので、アニメが無くとも飽きることなく遊び続けていただいています。また、プラモデルというより「ドール遊び」といった、当初想定していなかったような遊び方をしていただくケースも広がっているので、今後もますます展開を拡大していきたいですね。

 

◇◆◇◇

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ぜひ今後の展開についてもお聞かせください。

 

 

野内:

「フレームアームズ・ガール」の成功をうけて、「メガミデバイス」という美少女とメカをかけあわせた新シリーズをスタートさせたのですが、どちらも支持いただけているのは嬉しいですね。また、「フレームアームズ・ガール」化できる機体はまだまだあるので、順次発売していきたいと思います。

 

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「フレームアームズ・ガール」化というと、どういうことでしょうか。

 

野内:

「フレームアームズ・ガール」はコトブキヤ オリジナルロボットコンテンツ「フレームアームズ」に登場する各機体を擬人化してきたシリーズです。「フレームアームズ」には100体近いロボットがいますので、まだまだ先は長いですよ(笑)

 

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なるほど。これまたロングランのシリーズになりそうです。

 

 

 

野内:

はい。プラモデル開発は、アニメや漫画と異なり「描いたら完成」ではなく、原型製作から製造まで商品にするのに1年近く時間がかかってしまいます。その点、なかなかバージョンアップに時間を要する面があるのですが、順次バージョンアップして続けていければと思っています。

 

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商品のアップデートも長い目で、ということですね。

 

 

野内:

たとえば、2018年12月に発売予定の「轟雷改 Ver.2」は、昨年春に放映されたアニメで「轟雷」のパワーアップ版として描かれたキャラクターの設定を反映した商品となります。このように世に出るまでにはタイムラグがあるのですが、原型師・開発メンバーを中心に頑張っていますので、ユーザーの皆様には長い目でシリーズを支持いただけると嬉しいです。

 

◇◇◆◇

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「フレームアームズ・ガール」「メガミデバイス」を筆頭に、野内さんのチームが美少女×メカ×プラモデルの市場を牽引されているように思います。

 

 

野内:

よく、「なんで似たようなシリーズを展開しているんですか?」と聞かれることがあるのですが、私はこのカテゴリーの中でもっともっと新しいコンテンツが生まれても良い領域だと思っています。それくらい、お客様のニーズがある。昔は、毎年新しいロボットアニメが放映されていましたよね?

 

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たしかにそうですね。

 

野内:

業界全体として、「コンテンツの高齢化」が進んでいることを感じています。たとえばロボットだとエヴァンゲリオン以来、20年近くメガヒット級のコンテンツは登場していません。ですので、弊社からも、若い人にも楽しんでいただける新しいコンテンツをプラモデル業界からどんどんと生み出していきたいと思っています。

 

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御社はプラモデル発のコンテンツ作りに積極的に挑戦されています。

 

野内:

そうですね。我々の大きな方針として、オリジナルコンテンツを商品発で生み出す、というものがあります。私は管理職なので、ぜひ今度は若いメンバー主導で新しいコンテンツを生み出していってもらいたいと思っています。

 

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では最後に、ものづくりに懸ける想いをお聞かせください。

 

野内:

ものづくりに限らないとは思うのですが、私はお客様の「喜怒哀楽」を大切にしています。お客様を喜ばせるか、怒らせるか、哀しませるか、楽しませるかができれば、その商品はきっと成功すると考えているんです。

 

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感情を揺さぶる何かが重要だということですね。

 

 

野内:

はい。ホビーメーカーとしては、常に「喜ばせる」「楽しませる」は意識しています。「怒らせる」はさすがに商品でやってはいけないと思いますが、「哀しませる」は、ストーリーで感動させたりすることで実現できますよね。「フレームアームズ・ガール」は「哀しませる」ようなコンテンツではありませんが、今後別のシリーズを生み出す際も、お客様の「喜怒哀楽」は大切にしていきたいですね。

 

◇◇◇◇

今回のエピソードは、「フレームアームズ・ガール」から、ヒットの秘訣にせまりました。

 

ぜひコトブキヤの想いが込もった数々の商品を手にとってみてください。美少女はちょっと、、という方も、「フレームアームズ・ガール」が表現する細かなディティールを見れば、感動してしまうことでしょう。

 

取材・文・写真:小縣拓馬

写真協力:コトブキヤ

 

 

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